経済的な自由が欲しいなら、自分のために手を使え

資本家階級になりたーい

「私は資本家階級になりたーい」

休日の昼下がり、僕の彼女は突然口にした。

中国から来た彼女は、日本でいえば
昔の高度経済成長期を生きた人たちが
持った夢のようなものを、
いまだ持っているところがある。

加えて、今彼女が働いている、
とある銀行のとある支店が
公然といじめやパワハラを行うような
最悪な職場環境にあることも相まって、
彼女のそうした欲求は
いつでも高いものがある。

「資本家階級になるためには、どうすればいいの?」

彼女は僕に聞いてくる。

冗談とは知りつつも、
そんなことを聞いてくるからには、
資本家には案外簡単になれるものと
思っているに違いない。

そういう時は、僕はちょっと歯を見せて、
苦笑いをするしかない。

 

経済的な自由を手に入れるのは簡単か?

ところが、世間を見渡すと、資本家になって、
経済的な自由を手に入れるということが
さも簡単なことであるかのように語る輩が、
信じられないほど多い。

企業をすることは簡単ですよ、とか、
1日に数時間だけ働けば、年収1千万なんて
簡単に行きますよ、と語る人が、
ネット上などには結構いる。

そういう人たちが
詐欺を語っているかどうかはさておいても、
そうした成金じみた人たちの教えを
一生懸命に学んでいる人たちも、
つまり、まだきちんとしたお金が
稼げていない人たちも、
そういうふうに考えている節がある。

しかしながら、僕が見てきた限りでは、
そういう「努力しなくても簡単に稼げる」
「経済的な自由は簡単に手に入る」という
考えを信じている人ほど、
一生懸命何かを学んでいる割には、
お金稼ぎの上で最も重要なものである
「価値を持ったもの」というのを、
何ら生み出していない。

そのため、「経済的な自由を実現しよう!」と
教えている人の下で学んでいる人ほど、
経済的な自由からどんどん離れている
といったことがよく見られる。

これは、「経済的な自由を手に入れよう!」
と唱えて、多くの教え子を抱える
いわゆるメンターなどの罪が
とても大きいように思う。

というのは、彼らは、
経済的な自由を手に入れることは、
嫌な仕事から解放されることだと
訴えているからだ。

確かに、経済的な自由を手に入れると、
仕事というものが苦痛にはならなくなる。

しかし、これは単純に仕事量が減るから、
というのではない。

いくら効率的に稼ごうとしても、
お金を稼ぐということには、
仕事がつきまとう。

それはたとえ家賃収入のような、
一般に不労所得といわれるものでも同じで、
その不労所得を生み出すシステムの
メンテナンスには必ず労力がかかる。

つまり、どんな収入形態を取ろうが、
結局「やるべきこと」はなくならないのだ。

だから、本当の意味での経済的な自由とは、
収入形態や労働時間の削減をいうのではない。

 

「やるべきこと」はなくならない

本当の意味での経済的な自由とは、
やりたい仕事で十分なお金を稼ぐこと
である。

お金をもらうには、前にも書いたように
価値あるものを誰かに提供しなければならない。

だから、どんなに働くことが嫌いだったとしても、
経済的な自由を手に入れたいのであれば、
価値を生み出す仕事をしなければならない。

それは不労所得など、
どんな収入形態を得るにしても同じことだ。

お金を得るためには、「やるべきこと」を
やらなければならない。

だからこそ、
もし本当に経済的な自由を
手に入れたいのであれば、
この「やるべきこと」をいかに
自分の「やりたいこと」にしていくかが
鍵になる。

実際、「やるべきこと」が
「やりたいこと」に変わると、
人間というのは想像以上に頑張れるし、
「頑張っている」という実感すら
湧かないものだ。

僕自身、好き放題文章を書くということは、
とても好きなことなので、
平日は朝6時に起きて、喫茶店やなんかで
9時くらいまでに記事を更新するという生活は、
ほとんど毎日続いている。
(そのかわり休日は、
しっかり昼近くまで寝させてもらっているw)

経済的に自由な生活でも、
やるべきことはなくならない。

でも、「やるべきこと」が
「やりたいこと」に変われば、
そこには確かに経済的に自由な世界がある。

だから、もしあなたが、
経済的な自由を手に入れたいなら、
今、誰かのために使っている自分の手を、
自分のために使うことだ。

そして、何かを学び取るために使っている手を、
価値を生み出すために使うことだ。

そうやって、あなただけにしかできない
クリエイティブな仕事を続けていったところに、
あなたが求める経済的な自由というのはある。

 

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先日、あるネットショップ運営会社の
社長さんから面白い話を聞きました。

そのネットショップでは、
日本全国で働く一流の職人さんが作った、
一流の商品だけを扱っています。

そのため、商品を紹介するライターさんも
経験豊富な人を多く採用しています。

しかし、その会社で
過去最高の売り上げを叩き出したのは、
経験豊富なライターさんではありませんでした。

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ただ、人の心を揺さぶり、
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プロを自称するライターでも、
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