軸を持つこと〜感性を鍛える趣味を持て〜

ブロガーはアウトドアの趣味を持て

新宿の歌舞伎町にはバッティングセンターが二つある。

僕はそのうちの、安い方にいつも行っている。

僕がこれを始めたきっかけは、
単純に興味があったからというのと、
もう一つは自分の感性を磨くためだった。

感性というと、どちらかというと
インドアな芸術活動の方に使われるものという
イメージがあるかもしれない。

しかし、目の前の状況に
うまく対処しなければならないという活動は、
身体の感覚を総動員するものだし、
感覚に頼るという意味では、
これは感性に基づいた活動だといえる。

これは別のところでも書いているが、
ブロガーやインフルエンサーといった物書きの生命線は
明らかに感性である。

感性が潰えた瞬間に、物書きはその文筆家生命を終えると
僕は信じている。

ただ、机に向かって座っているだけでは、
自分の感性の動きというのはなかなかわからない。

人と会って話すのも手だが、
言葉を使おうとすると、何かと頭を働かせがちで、
自分自身の感性を逐一振り返るという機会は
なかなか意識的に作り出せない。

その点、運動は自分の感性の動きを
つぶさに観察することができる。

身体を使っているのだから、
自分の感覚に意識を集中することができる。

だから、文章を書くことで一生食っていこうと思ったら、
スポーツでも何でも、身体を使うアウトドアな趣味を
一つや二つは持っておくべきなのだろう。

 

軸を崩す小手先の技

そうした感性磨きのために通っている
バッティングセンターで気がついたことは
いくつかある。

以前の記事で書いた
問題解決能力への自信もその一つだ。

昨日は、また別のことに気がついた。

基本的に打球を勢いよく飛ばすためには、
身体を縦にまっすぐ貫く軸が
しっかりとしていなければならない。

しかし、飛んでくるボールを前にすると、
とにかくバットをボールに当てようとしてしまうため、
まっすぐであるべき軸は簡単に崩れてしまう。

軸をまっすぐに保つのは、
プロでも難しいようで、
テレビの野球中継でバッターを見てみると、
よく体勢を崩されている打者を見かける。

バッティングセンターに通い始めて
まだ1ヶ月やそこらの僕も、
軸はブレブレである。

ボールは機械によって投げられているとはいえ、
全く同じところにいつも来るわけではない。

低めに投げられることもあれば、
高めに投げられることもある。

それを目で追えば、
軸は当然ブレてくる。

さて、昨日相手にしたバッティングマシーンは、
投球が特に安定していなかった。

ただ、おそらく機械を支えている台座に
何か不備があったのだろう、
バッターにとってありがたかったのは、
飛んでくる球が徐々に徐々に
低くなっていく傾向が目に見えてわかったことだった。

投球が進むにつれてボールはどんどん低くなっていった。

それに対して僕は、
安いながらお金を払って打ち込んでいるので、
低すぎるボールも何とか捉えようと、
立つ位置を少しずつバッティングマシーン寄りにしながら、
自分と球の位置を調整していた。

が、これ以上は自分の身体を
前に持っていけないという段階になって
ふと自分がボールに合わせようと
しすぎていることに気がついた。

それ以前にも、僕はボールの高い低いの傾向に合わせて
自分の立つ位置を変えていた。

もちろん、バッティングマシーンには、
高さを調節する機能もついていたが、
それをいじっている間にもボールは飛んできてしまうので、
そんなものをいじって1球ムダにするくらいなら
自分が1歩動いて高さを合わせてやろうと考えていた。

しかし、この日の経験は、
自分が小手先の調整によって
ボールを捉えようとしていることに
気がつかせてくれた。

この日は機械の不具合によって
たまたまボールがだんだん低くなるということが
見えていた。

しかし普段なら、
ボールは投げられる瞬間まで
どの位置に来るかはわからない。

それに対して自分が小手先の調整で合わせようとすれば、
身体の軸は当然ブレてくる。

軸がブレれば、ボールはバットに当たったとしても、
まともに前には飛ばなくなる。

当然ながら、この日の打球で満足がいくようなものは
1本あるかないかだった。

 

感性を磨き、軸を鍛えろ

小手先の調整をしようと考えるのは、
簡単にいえば自分の軸に自信がないからである。

つまり、軸がまっすぐである状態では
ボールを捉えきれないと、心のどこかで思っているのだ。

これはビジネススキルなどにも同じことがいえる。

最近では本屋に行けば
実に様々なビジネススキルについて
種種雑多な本がある。

そうした本はどれも習得することの
手軽さや簡単さを謳っている。

もちろん、そうした本が読者の役に立つこともあるだろう。

しかし、こうした手軽なビジネス書に頼るというのは、
自分のスキルについて
小手先の調整をしようというものではないだろうか?

実際、本屋に平積みになっている
読みやすいビジネス書を手に取ると、
なるほどと思うことはあるものの、
ほとんどは本に書くほどの目新しい内容ではなかったり、
三日坊主で終わりそうな取り組みが
書かれているだけだったりする。
(その証拠にほとんどのビジネス書の最後には、
「頑張って取り組み続けてください」といった文言が並んでいる)

何より、ベストセラーに名を連ねるビジネス書は、
振り返ってみればどれも似たり寄ったりのテーマで、
どの本も読者の問題を解決しきれなかったことを
物語っている。

小手先の調整というのは、
そのとき限りではちょっとしたいい結果をもたらす。

ただ、それは一喜一憂するためには役に立っても、
継続して圧倒的な結果を出すには確実に物足りない。

そればかりか、小手先の調整というのは
問題の根本的な解決にはならないから、
延々と同じ問題と付き合うことになり、
リバウンドを繰り返すダイエットのように
目新しい手法が出ればそれに飛びつくということを繰り返す。

ビジネス書でも、似たようなテーマの本が
何冊も本棚に並んでいるという家は多いだろう。

そうした状態に陥らないようにするためには、
しっかりとした軸をもって、そこで悠々と構えることが大事だ。

軸がしっかりしていなければ、
小手先の手法に無限に手を出し続けることになる。

だが、そんなことをしていては
着実な成長は望めないし、
何よりお金や気力が持たない。

目先の結果にこだわってはいけない。

まずは自分の軸をしっかりと把握することだ。

そして、そのためには自分の軸を把握できるだけの
鋭い感性が必要だ。

自分にはどんな技術が必要であるかは、
研ぎ澄まされた感性でもって軸がはっきりしていれば、
自ずとはっきりしてくる。

 

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