ライターに仕事を依頼するときの注意点

代筆で多いトラブル

代筆という仕事をしていると、
やたらと苦労することがあります。

それは代筆を依頼する人間のわがままです。

どういったわがままかというと、
依頼当初に頼まれた通りの文章を
書いているのにもかかわらず、
出来上がったものに
やたらとケチをつけてくる場合です。

更に酷いのは、
そんな内容や文章では
あなたの言いたい意味は全く伝わりませんよと
丁寧に説明しているにもかかわらず、
それを無視した挙句、
逆上するなり文句を言うなりしてくる場合です。

こうなるともう、救いようがなくなってきます。

これはブックライターで
本の代筆をするときも、
広告作成で広告主と話し合うときも、
同じように苦労します。

もちろん、仕事の依頼人の全員が全員、
制作物に下手な注文や意見を
言ってくるわけではありません。

でも、こうしたクレームが多いのも、
また事実です。

 

誰のための本や広告か?

確かに、本や広告というのは
出来上がった後に自分に対する印象や
商品の売れ行きに影響するから、
自分が納得できるものを作り上げたい
という気持ちはわからなくはありません。

でも、自分が納得できるものを
作ろうと考えている人は
次のことに大きく勘違いをしていることが
多々あります。

それは、その作品は誰のためのものなのか
ということです。

本や広告というのは、
誰かに何かを伝えるツールです。

だからそこには当然、
読者や消費者といった「相手」が存在します。

そして、この「相手」の立場に立った作品こそ
読者や消費者に広く受け入れられ、
その後の売り上げなどを押し上げるということは
想像に難くありません。

しかし、自分が納得できるものを
作ろうと考えている人の意識が向いている先は、
多くの場合、読者や消費者ではなく
「自分」です。

つまり、自分のエゴだか自己顕示欲だかを
満たしたいがために
本を書いたり広告を打ったりしたいと
考えているわけです。

こうした人が本当に望んでいるのは、
別に本を書くことでもなければ、
商品を売ることでもありません。

彼らはただ自分を優れた人として
認めて欲しいだけです。

そして、そうした欲求は
仕事の依頼に際しても
言葉の端々に出てきます。

出来上がった仕事に対して
やたらとケチをつけてくるというのも、
その表れです。

当然ながら、
そうしたプライドを見せつけるためだけに
修正に修正を重ねた作品というのは、
たいてい酷い出来になります。

文章であれば、自己主張が激しすぎて、
とても読む気になれないものになります。

代筆を依頼しているのに
失敗するパターンというのは、
ライターに能力がなかったという場合を除いては、
だいたいこのように依頼者側に問題があります。

 

仕事を任せたら、あとは口を出すな

そもそも、代筆という仕事を依頼しているのは、
依頼者自身が自分には文章を書く能力がない
と考えているからであるはずです。

それなのに
出来上がったものにやたらとケチをつけるなら、
そもそも代筆なんて頼まず、
自分で書いた方が早いです。

実際、代筆という仕事には
どうしても避けられない限界があります。

それは、ライターが仕事の依頼者に
完全になりきることは不可能である点です。

よほどの強い感性を持っているライターでも、
作品はどうしても
そのライターの目を通した感覚でもって
書き綴られます。

だから、代筆において
依頼者の想いを
ありのままに文章に書き映そうと思えば、
ライターができるのはせいぜい
依頼者がある程度書き上げた文章の体裁を
読みやすいように整える
ということくらいなのです。

残念ながら本の代筆や広告の作成を
依頼する人たちの多くは、
こうしたことを知りません。

そして、プロのライターに仕事を頼めば、
確実に理想のものが上がってくるものだと
思い込んでいます。

しかし、自分の想いを
ありのままに汲み取ることができるのは、
自分以外に誰もいないのだし、
もし理想というものが
自分の中にイメージできているのであれば、
それは自分で作り上げてしまった方が早いです。

それでも、もし代筆を依頼するというのであれば、
そこにはもうケチをつけるべきではありません。

仕事を任せたのであれば、
どのようなものを作って欲しいのか、
明確なイメージを
密なコミュニケーションでもって
ライターに伝え、
以降は微調整程度の相談だけに済ませて
それ以外は口を挟むべきではありません。

それが仕事を依頼する者としてのマナーだし、責任です。

 

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